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週刊ラジオトーク
2014.11.26

チェイランサス

今回は、最近人気が出て来た「チェイランサス」というお花をご紹介します。菜の花をカラフルにしたような花で、以前は春にしか咲かなかったのですが、霜に強い品種が改良されて、秋から春にかけて楽しめるようになりました。花が少なくなる冬の間も、パンジーやビオラと合わせて楽しめるので、人気が出て来ているんです。

 

草丈は20~30㎝、大きいものは60㎝にもなります。花色が豊富で、赤、オレンジ、黄色、白、紫などがあります。1つの花は2㎝ほどで、4枚の花びらが十字に開きますが、その小さな花が菜の花のようにまとまって咲き、ほのかな香りも楽しめます。咲き進むにつれて花色が変化する品種も多く、八重咲や、斑入りの葉をもつ品種もあります。

 

お勧めの品種は「シュガーラッシュシリーズ」。寒さに強く、10月頃から咲き始め、冬の間次々と開花してくれます。「アンティーク・イエロー」は、花色がクリーミーイエローからアプリコット、そしてラベンダー色に変化し、とても優しい印象です。

 

苗を購入する時は、下の方の葉が黄色くなっていない、葉の色艶の良いものを選びましょう。日当たりの良い場所を好みますが、夏の暑さに弱く、夏に直射日光があたらない半日陰になるような場所が適しています。また、品種によっては、強い霜にあたると弱ってしまうこともあるので、移動できる鉢植えの方が安心です。鉢底に「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けて下さい。水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えましょう。栄養たっぷりの土を使えば、春まで肥料は必要ありません。

 
咲き終わった花をこまめに摘み取ると、株に負担がかからず、次々と花を咲かせてくれますから、より長く楽しめます。花色がパンジー、ビオラと合せやすいので、寄せ植えにして、冬のお庭を明るく彩ってみてはいかがですか?

     
来週は、冬の定番「シャコバサボテン」の育て方のコツをご紹介します。お楽しみに。

 


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